551蓬莱で豚まんを購入すると、必ずと言っていいほど小袋の「和からし」が添えられます。東日本では酢醤油やそのまま食べるスタイルが目立ちますが、大阪ではからしをつけて食べるのが定番の作法となっています。
この組み合わせを考案したのは、551蓬莱の創業者たちでした。551の豚まんは、ダイスカットされたジューシーな豚肉と大ぶりに刻まれた玉ねぎの強い甘みが特徴です。非常に濃厚な肉汁が溢れ出すため、ツンと鼻に抜けるからしの辛味を合わせることで脂のくどさを打ち消し、後味を驚くほど軽やかに仕立てる計算が施されています。
地元通の間では、からしを餡に直接のせるだけでなく、皮の表面に薄く塗り広げたり、ウスターソースやポン酢を数滴たらして味の変化を楽しんだりする食べ方も親しまれています。