Q1:種芋からたくさんの芽が出てきました。すべてそのまま伸ばしても良いですか?
A1:すべての芽をそのまま伸ばすと、地下で養分が分散してしまい、ピンポン玉のような極小サイズの芋ばかりになってしまいます。草丈が10〜15cm程度に育った段階で、太く元気な芽を1〜2本(多くても3本まで)に厳選し、残りの細い芽は地際から引き抜く「芽かき」を必ず行ってください。
Q2:スーパーで買ったじゃがいもから芽が出てきました。これを種芋として植えても育ちますか?
A2:植物としては育つ可能性がありますが、おすすめできません。食用じゃがいもは種苗法や植物防疫上の検査を受けておらず、目に見えないウイルス病や病原菌を保有しているリスクがあります。結果として生育不良に陥ったり、土壌全体に病気が広がる恐れがあるため、必ず園芸店で「種芋用」として販売されている検査合格品を使用してください。
Q3:水やりは毎日行った方が良いですか?
A3:じゃがいもは過湿を極端に嫌う作物です。露地(畑)栽培の場合は、植え付け時にしっかり水を与えた後は基本的に降雨のみで十分育ちます。プランター栽培の場合も、土の表面が白く完全に乾いたのを確認してから、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与える「メリハリのある水やり」を徹底してください。常に土が湿っている状態は種芋の腐敗に直結します。
Q4:収穫したじゃがいもが緑色になっていました。食べられますか?
A4:緑色に変色した皮や芽の部分には、天然毒素である「ソラニン」や「チャコニン」が高濃度に含まれており、摂取すると吐き気、下痢、腹痛、めまいなどの中毒症状を引き起こす危険があります。緑色の部分は厚めに完全に削ぎ落とすか、全体が緑色化している場合は絶対に食用とせず廃棄してください。栽培中の丁寧な土寄せが最大の予防策です。