このレシピに挑戦した人から時折り聞かれるのが「ベチャッとして固まらなかった」という悩みだ。志麻さん流の完成度を高めるためには、火加減と肉厚なキノコの水分コントロールが命となる。フライパンに材料を広げたら、中火でじっくり火を通し、チーズの油分で揚げ焼きにするような感覚を保つのが成功の秘訣だ。
フライパンのフチから香ばしい焦げ目が立ち上り、全体が一体化するまでヘラで突いたり動かしたりしてはいけない。ひっくり返すタイミングは、底面がカチッと固まってから。皿をかぶせてひっくり返す技を使えば、形を崩さずにきれいに両面を焼くことができる。このちょっとしたコツを抑えるだけで、仕上がりはプロの味に一気に近づく。