下級生時代を終え、スターとしての階段を着実に駆け上がっている稀惺かずと。彼女が所属する星組は、圧倒的な熱量とダイナミズムを誇る組として知られるが、その中にあって彼女の持つ「ノーブルな気品」と「内に秘めた芯の強さ」は唯一無二のスパイスとなっている。
本公演でも重要な役どころへの抜擢が相次ぎ、群舞のなかでも目を引くシャープなダンスと、台詞の行間を読ませる緻密な芝居が高く評価されている。劇団関係者の間でも「指導されたことを瞬時に咀嚼し、自分なりの表現へと昇華させるスピードが極めて速い」と評判だ。単なる話題性を超え、組の戦力として欠かせない中核スターへと着実に進化を遂げている。