彼女の人生を大きく変えたのは、2009年公開の映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』だった。世界中で愛されるファンタジー映画の金字塔において、主人公たちの人間関係を揺さぶる重要な役柄を射止めたことは、当時の大ニュースとなった。
巨大な映画産業の中心地に突如として投げ込まれた経験は、彼女に強烈な光と影をもたらした。大規模な世界ツアーやメディアの熱狂を目の当たりにしつつも、彼女は常に客観的な視点を失わなかった。華やかな表舞台の背後にある厳しさを痛感したからこそ、自分自身の足で立つ表現形式を模索し始めたのだ。