1980年代後半、日本のエンターテインメント界に金字塔を打ち立てたドラマ『男女7人夏物語』。この作品での共演が、明石家さんまと大竹しのぶの運命を大きく手繰り寄せた。劇中でのテンポの良い掛け合いはそのまま私生活へとつながり、日本中が注目するビッグカップルの誕生へと結実する。
1988年の結婚、そしてその後の離婚劇に至るまで、芸能界のトップを走る2人の関係性は常にセンセーショナルに報じられた。しかし、2人が築いたのは「憎しみ合って別れる」という従来の離婚像ではなく、お互いの才能を認め合い、リスペクトし続けるというまったく新しい関係性だった。このオープンで軽やかなパートナーシップのあり方は、当時の社会観念を大きく変えたと言っても過言ではない。