芸能人の出産といえば、東京都港区や千代田区に位置する「愛育病院」「山王病院」「聖路加国際病院」といった、いわゆる「ブランド産院御三家」が定番とされています。これらの病院では、完全個室や高級ホテルのようなフルコース料理、厳重なセキュリティが提供される一方、出産費用は150万円〜250万円以上に達することも珍しくありません。
しかし、辻希美さんが選んだ出産病院は、そうした都心の超高級セレブ病院ではありませんでした。報道各社の取材や目撃情報、本人の生活圏に関する発言を総合すると、辻さんは生まれ育った東京都板橋区周辺の地域密着型産婦人科(個人産院や総合病院)を一貫して利用してきたことが判明しています。
なぜ辻さんは都心のブランド産院を選ばなかったのでしょうか。その背景には、極めて合理的かつ堅実な3つの理由が存在します。
第一に、実家や家族との物理的距離の近さです。辻さんは実母や家族との連携を重視しており、陣痛発来時にすぐ駆けつけられる地元での出産を最優先しました。第二に、プライベートを過剰に着飾らない生活信条です。辻さんは日用品の買い物や子供の通学も含め、一貫して地元・板橋区に根差した生活を崩していません。第三に、緊急時の安全性です。第4子出産時には高位破水や子宮頸管の短縮といったトラブルも経験しており、信頼できるベテラン医師が常駐する医療体制を重視した選択でした。
費用面においても、一般的な個室利用料や深夜・休日加算を含めて60万〜90万円前後の手堅い水準と推測され、派手なセレブ志向に流されない実用主義が窺えます。