午前7時40分頃、永田町〜水天宮前駅間を走行中の列車で異常信号を検知。即座に非常ブレーキが作動し、全線での安全確認へと舵が切られた。普段であれば数分で解消される軽微な点検かと思われたが、運転士と指令室とのやり取りが長引くにつれ、事態の深刻さが浮き彫りになっていった。
ホームに設置された発車標には「運転見合わせ」の四文字が点滅し続け、改札付近では行先を失った乗客がスマホ画面を食い入るように見つめている。「8時の会議に間に合わない」「取引先への移動はどうすれば」といった悲鳴がSNS上にもあふれ出し、駅員への問い合わせが殺到する光景があちこちで見られた。