筋肉痛の日にトレは「毒」か「薬」か?2026年の運動生理学が明かす衝撃の事実とプロの回答

筋肉痛の日にトレは「毒」か「薬」か?2026年の運動生理学が明かす衝撃の事実とプロの回答

筋肉痛の日にトレは「毒」か「薬」か?2026年の運動生理学が明かす衝撃の事実とプロの回答に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

詳細を見る

では、痛みを我慢してバーベルを上げ続けると、体内で何が起きるのか。答えはシンプルだ。「破壊の上塗り」によるパフォーマンス低下と怪我の誘発である。

第一に、神経系の出力抑制だ。脳は損傷した組織を守るため、その筋肉の発火率(動員される筋繊維の割合)を自動的に低下させる。この状態で100kgのベンチプレスに挑んでも、狙った大胸筋ではなく、肩や三頭筋に過度な負担が逃げてしまう。結果として、狙った部位は育たず、関節を痛める羽目になる。

第二に、中枢神経系(CNS)の疲労蓄積だ。局所の筋肉だけでなく、全身の回復メカニズムが追いつかなくなり、ストレスホルモンであるコルチゾールが常時高値を示すようになる。これでは筋肥大どころか、せっかくついた筋肉が分解される「オーバートレーニング症候群」の罠にハマってしまう。

佐藤 大輔
Author

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。