一方で、店頭で急速に存在感を増しているのが、100mlから195ml程度の超小型ペットボトルだ。かつては缶コーヒーや栄養ドリンクの独壇場だったこのサイズ帯に、日本茶やミネラルウォーターが続々と参入している。
背景にあるのは、日本の急速な高齢化と世帯人数の減少だ。「500mlは一度に飲みきれず、重くて持ち歩きにくい」というシニア層の声は想像以上に大きい。また、オフィスワークの合間に「一口だけ冷たいお茶を口に含みたい」という若年層のタイパ(タイムパフォーマンス)重視の志向も、このミニサイズ化を後押しする。カバンにすっぽり収まり、ポケットにも入るサイズ感は、現代人のライフスタイルに合致しているのだ。