現代のインターネットユーザーは、極端なまでの「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する。長文の感想を書く時間はないが、配信者にリアクションは届けたい。そんな現代人の欲求に、この平仮名3文字(または4文字)は完璧にフィットする。
フリック入力ならわずか数秒。キーボードならほんの一瞬。この極限まで削ぎ落とされた低摩擦のコミュニケーションこそが、言葉の寿命を驚異的に伸ばしている要因だ。絵文字やスタンプが溢れる現代のチャット欄において、あえてテキストで打ち込まれるこの言葉には、記号化されたスタンプにはない「人間の体温」が微かに残されている。