周囲への感染を心配する声も多く聞かれますが、偽膜性声帯炎の主因であるカンジダ菌は日和見感染菌であり、通常、会話や食事などを通じて他人にうつる可能性(強い感染性)はありません。インフルエンザや新型コロナウイルスのように隔離措置を講じる必要はないため、過度な心配は不要です。
ただし、再発を防ぎ、日頃から喉のコンディションを保つためには以下の生活習慣が欠かせません。
・吸入薬使用後のガラガラうがい:吸入ステロイド薬を使った直後は、口をゆすぐだけでなく、喉の奥まで水を届かせる丁寧なうがいを2回以上行う。
・喉の徹底的な保湿・加湿:室内の湿度を50〜60%に保ち、マスク着用や吸入器(スチーム)を活用して乾燥を防ぐ。
・無理な発声の回避:喉に違和感があるときは大声を出さず、小声(ひそひそ声も声帯に負担がかかるため避ける)や筆談を活用する。
・免疫力の維持:十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、身体全体の抵抗力を落とさない。