飲食業界全体を襲った「エッグショック」や乳製品・飼料価格の乱高下は、卵を主原料とするポムの樹にとって極めて深刻な打撃となった。なぜメニュー価格の改定を余儀なくされたのか、その背景にある経緯解説を紐解くと、チェーン運営の苦渋の決断が浮かび上がる。
一皿あたりに贅沢な量の卵を使うポムの樹では、品質を落として低価格を維持する道ではなく、ブランドの根幹である「ふわとろ食感」と「オリジナル卵のコク」を守り抜く選択肢を取った。仕入れルートの再構築や厨房オペレーションの効率化を進めつつも、クオリティを犠牲にしないための適正価格へのシフト。これが現在展開されているメニュー構成へとつながっている。