世界共通の標準天気アプリではカバーしきれない、ブラジル特有のマイクロクライメイト(局地気候)を把握するためには、現地で圧倒的なシェアを誇る気象メディアを活用するのが鉄則です。現地の気象学者や予報士が所属するプラットフォームは、精度の高いレーダー情報を提供しています。
1. Climatempo(クライマテンポ)
ブラジル国内で最も利用されている民間気象サービスです。スマートフォン向けアプリ(iOS / Android)およびWebサイトで利用可能。トップ画面で「Município(自治体名)」を入力すると、時間ごとの降水量(ミリ単位表記)や風速、紫外線指数がグラフィカルに表示されます。特に「Radares(雨雲レーダー)」機能は、今まさに近づいている雨雲の動きをリアルタイムで追跡できるため、外出判断に最適です。
2. INMET(Instituto Nacional de Meteorologia - 国立気象研究所)
ブラジル政府・農業畜産省傘下の公式気象機関です。「Avisos Meteorológicos(気象警報)」のページでは、豪雨、強風、乾燥、寒波などの危険度が「黄色(Perigo Potencial:潜在的危険)」「橙色(Perigo:危険)」「赤色(Grande Perigo:重大な危険)」の3段階でマップ表示されます。長距離移動や大自然へのアクティビティを伴う旅行前には必見の公的データです。
3. CPTEC / INPE(国立宇宙研究所・気候予測・気象研究センター)
衛星画像や中長期の気候モデリングに強みを持つ研究機関のポータルです。数週間先の大規模な気象トレンドや前線の動きを把握する際にプロが参照する一次ソースです。