どうしても高額な砂利撤去費用を払えない環境において、美しさと歩行性を両立させるための人工芝下地作り手順を5つのステップで解説します。
ステップ1:粒度の選別と大粒砂利のすき取り
敷かれている砂利を確認し、粒径が30mmを超える大きな砕石や、先端が尖った割栗石が混ざっている場合は、その部分だけでもレーキを使って拾い集めて取り除きます。下地に残してよいのは、粒が比較的小さく丸みを帯びた砂利(化粧砂利や5号〜6号砕石程度)が理想です。
ステップ2:川砂・山砂での目土調整と空隙の充填
露出した砂利の隙間を完全に埋めるため、川砂・山砂での目土調整を行います。ホームセンターで購入できる川砂、あるいは山砂を砂利の上に厚さ2〜3cm程度均一に敷き広げ、トンボやレーキの背を使って砂利の奥底まで擦り込むように均します。砂を充填することで砂利同士がガッチリと噛み合い、荷重による石の横滑りを食い止めます。
ステップ3:転圧機(プレート)による整地
砂を撒いただけでは強度が足りません。建機レンタル店で1日2,000円〜3,000円程度で借りられる転圧機(プレート)による整地を実施します。プレートコンパクターで縦横に隙間なく転圧をかけることで、砂と砂利が強固に締め固まり、歩いても沈まないコンクリートライクな路盤が完成します。
ステップ4:高密度防草シートとアンダーパッドの敷設
締め固めた下地の上に、まずは遮光率99.9%以上の高密度不織布防草シートを張り、継ぎ目を専用テープで密閉します。その上に、2026年現在の施工トレンドとして標準化しつつあるクッション材・アンダーパッド(厚さ8mm〜10mm程度の透水性ポリエチレンフォーム)を敷き詰めます。このアンダーパッドが、砂利の突き上げを完全に遮断し、天然芝のようなモッチリとした上質なクッション性を生み出します。
ステップ5:2026年最新の人工芝おすすめ商品の選定と敷設
仕上げとして敷設する人工芝には、2026年最新の人工芝おすすめ商品に見られるスペックを選定します。具体的には、パイル長35mm以上、密度20,000本/㎡以上の高密度タイプで、裏面が従来のゴム(SBR)ラテックスではなく、耐久性と透水穴ピッチに優れた「ポリウレタン(PU)コーティング」を採用した製品です。ウレタン基布は砂利下地からの湿気による加水分解に強く、10年スケールの長期使用に耐えうる堅牢性を誇ります。