出版大手の集英社が誇る『週刊プレイボーイ』と『週刊ヤングジャンプ』の両誌は、いまや熾烈極まるタレント獲得合戦の主戦場となっている。ライバルである講談社の各誌とも激しい火花を散らしながら、どの表紙に誰を起用するかで雑誌の実売と電子書籍の初動が劇的に左右される時代だ。
編集部が求めるのは、一瞬で読者の目を奪う「フック」の強さ。紙の雑誌として全国の書店やコンビニに並ぶインパクトは健在でありながら、同時にSNSでの拡散力をも見据えた立体的なプロモーション戦略が張り巡らされている。巻頭を飾ることは、そのまま時代のエースとして公認されたことを意味する。