迫り来る台風に対し、手元のスマホにどのアプリを入れておくべきか。選択を誤れば、錯綜するネットの噂に惑わされることになりかねない。2026年現在、専門家や防災関係者が高く評価するリアルタイム追跡アプリの決定版を整理した。
まず筆頭に挙がるのが、気象庁の公式高解像度降水ナウキャストと連携した「キキクル(大雨・洪水警報の危険度分布)」だ。土砂災害や浸水の危険度が5段階のカラーコードでリアルタイム更新され、黒(大雨特別警報相当)や紫(危険)が自地域に表示された瞬間に逃げる判断を下せる。続いて、世界中の気象モデル(ECMWF、GFS、JMA)の台風進路予測をシームレスに比較できる「Windy」も力強い味方だ。風のベクトルの動きが美しく可視化され、暴風域に入る正確な時間帯を直感的に把握できる。
さらに、全国各地の河川に設置されたライブカメラ映像と水位計データをリアルタイムで一元化する「川の防災情報」アプリ、そして位置情報と連動して近隣の避難所の混雑状況を1分単位で可視化する「Yahoo!防災速報」の4つを組み合わせることで、情報漏れによる被害を劇的に減らすことができる。