二人の運命が交錯したのは、第一薬科大学在学中のことだった。柴田秀之ことチャゲと、相棒であるASKA(当時は飛鳥涼)は、互いの才能を認め合うライバルとして出会う。彼らの才能をいち早く見抜いたのが、数々の大物アーティストを世に送り出してきたヤマハ音楽振興会だった。
1978年の第16回ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)九州大会に、チャゲは「チャゲ&飛鳥」としてエントリー。当初はソロでの出場も検討されていたが、二人の声を重ねた瞬間に生まれた爆発的な化学反応は、審査員や観客を一瞬で虜にした。ポプコンでの入賞を皮切りに、二人は瞬く間に全国区へと駆け上がっていく。ソロのシンガーソングライター同士が組んだからこそ生まれた、唯一無二のデュオの原点がここにある。