見えチャットの存在を知った上で、最も警戒しなければならないのが個人情報の取り扱いとセキュリティリスクです。
「送信しなければセーフ」という油断は禁物です。例えば、問い合わせの最中に「注文番号と一緒にクレジットカード番号を打ち込もうとしたが、途中で思い直してバックスペースで消去した」というケースでも、打ち込んだ文字列自体はリアルタイムでオペレーター側の画面を通過しています。
問い合わせチャット危険性として認識しておくべきポイントは以下の通りです。
・機密情報の誤入力リスク:パスワード、カード番号、口座情報、個人の電話番号などを一度でも入力枠にタイピングすると、即座に画面へ反映される。
・通信ログの残存リスク:システムの設定によっては、送信完了したメッセージだけでなく、入力途中のキーストロークデータまでログとしてサーバーに一時保持される場合がある。
・感情的な乱暴な言葉の露見:サポートへの不満から感情的な暴言を入力し、冷静になって消去して別の言葉に打ち替えても、オペレーター側には最初の罵倒がすべて見えている。
個人情報入力の注意点として、チャット画面上で機密性の高いデータを直接打ち込むのは絶対に避け、企業側から提供される専用の暗号化フォームを利用するのが鉄則です。