多くのプレイヤーがコンボの精度やフレームの知識に頼りがちな中、ジョビンの立ち回り術は決定的に異なる。彼が提唱するのは、相手の意識配分を極限まで偏らせる「空間と間合いの支配」だ。特に『ストリートファイター6』のようなドライブシステムが存在する最新タイトルにおいて、この理論は威力を発揮する。
具体的には、あえて無防備な間合いを一瞬見せることで相手の攻撃を誘い出し、そこへ決定的なカウンターを叩き込むテクニックだ。総合格闘技でいう「カウンターの誘い込み」を画面上で再現している。ランクマッチで伸び悩むプレイヤーに対し、彼は「技を振る前に、相手が次に何を選択したいかを力学的に考えろ」と説く。理詰めのフレーム理論を超えた、人間の心理的隙をつく立ち回りは、即効性の高い勝率はね上げ術として格ゲーマーの間で大きな反響を呼んでいる。