有明アリーナの平面フロアに設置されるアリーナ座席レイアウトは、開催されるイベントの性質によって表情を劇的に変える。世界中が注目する井上尚弥をはじめとした世界タイトルマッチなどの格闘技イベントでは、中央にリングが組み上げられ、それを360度取り囲むように座席が敷き詰められるのが一般的だ。
一方、ドームクラスアーティストの音楽コンサートでは、北側または東側にメインステージが組まれ、そこから中央へと花道が伸びる構成が多く見られる。アリーナ席はパイプ椅子が隙間なく並べられるため、前の客の頭部で視界が遮られやすい。特に背の低い観客や後方ブロックを引き当てた場合、モニター越しでしか本人の姿を捉えられないケースもある点は頭に入れておきたい。