順風満帆に見えた高校生活だが、現実は甘くなかった。仕事の激化に伴い、一時期は成績が急降下。赤点ラインをさまよう科目もあったという。しかし、ここで折れないのが彼の強さだった。
「絶対に慶應に行く」。その強い意志を支えたのは、嵐の櫻井翔という巨大な先達の存在だ。菊池は仕事の合間、移動のロケバスや楽屋、さらには修学旅行の夜でさえも参考書を手放さなかった。教師たちも驚くほどの集中力で遅れを取り戻し、最終的にはAO入試で見事に慶應義塾大学総合政策学部への合格を勝ち取る。この大逆転劇は、同校の進路指導室でも伝説として語り継がれている。