防犯ジャーナリストは、今回のリニューアルについてこう分析する。「一般的な住宅でここまで高い塀や多数のカメラを設置すると、周囲に『何かあるのでは』と警戒され、かえって目立つリスクがあります。しかし、辻さんの場合はすでに認知されているため、この『見せる防犯』は非常に有効です」
また、無機質なコンクリートの壁にするのではなく、高級感のある素材や植栽を組み合わせることで、街の景観を損なわない配慮がなされている点もポイントだ。デザイン性を犠牲にせず、家族の安全を担保する手法は、今後の富裕層の住宅設計におけるトレンドになるかもしれない。