この深夜スイーツの源流をたどると、北海道・札幌の夜の街にたどり着く。2010年代半ば、飲んだ後の締めくくりとしてパフェを食べる習慣を地域ブランディングへと昇華させた「札幌パフェ推進委員会」の活動が、全国的なシメパフェ文化の認知拡大に大きく寄与した。
当初の夜パフェは、バーや喫茶店で提供される高単価で芸術的なグラス仕立てのデザートが主流だった。しかし、それが全国へ波及する過程で、より手軽で日常的な「スタンド型カップスタイル」へと進化を遂げる。座席を持たず、小規模なスペースで提供されるテイクアウト型へのシフトが、参入障壁を下げると同時に若者のフットワークに合致した。