すべての始まりは、日本中が彼の覚醒に目を見張った2015年プロ野球シーズンだった。セントラル・リーグの相手投手陣をことごとく打ち砕き、打撃主要部門で圧倒的な数字をマーク。ホームグラウンドである明治神宮野球場は、彼の打席ごとに地鳴りのような歓声に包まれた。
最終的に残した3割30本30盗塁という数字は、単なる個人記録にとどまらず、チームをリーグ優勝へと導く原動力となった。続くシーズンでも勢いは衰えず、打撃の精度と走塁の鋭さは増すばかり。神宮の芝の上で刻まれた幾多のドラマは、ファンの記憶に深く刻み込まれている。