深夜2時。静まり返った部屋で、パソコンに向かい目にも留まらぬ速さでキーボードを叩く男がいる。日本ショートスリーパー育成協会の代表理事、堀大輔氏だ。彼にとって「夜」は眠るための時間ではない。思考を深め、読書を重ね、仕事を片付けるための贅沢なタイムウィンドウだ。
テレビ番組の連続密着取材でも、彼の行動パターンは裏付けられた。数日間にわたる完全密着中、彼が横になったのは1日わずか30分程度。目覚めた瞬間から脳はフル回転し、眠気や倦怠感を見せる様子すらなかった。周囲の取材スタッフが疲弊していく中、一人だけ早朝からトレーニングジムへ向かい、何事もなかったかのようにデスクワークを再開する。その姿は、視聴者に強烈な違和感と衝撃を与えた。