彼女たちの根底にあるのは、徹底した「いい人」ぶりだ。不良の面目を保とうと強気な態度を取るものの、子供や弱者を絶対に傷つけない。むしろ困っている人を見過ごせず、結果として正義の味方のような行動をとってしまう。この不器用な優しさが、観る者の笑いと共感を誘う。
「売られた喧嘩は買うが、自分から理不尽な暴力を振るうことはない」。この鉄の掟を守り抜く姿勢は、時に清々しさすら感じさせる。しんのすけから「お師匠」と勝手に慕われ、秘密基地に押し掛けられても、最終的には面倒を見てしまう心の広さ。強面な外見とピュアな内面の落差こそが、彼女たちを唯一無二の存在へ押し上げている。