マーケットの目線は過酷だ。長年にわたる営業赤字の継続と自己資本の毀損は、同社の株価を長らく低空飛行させてきた。しかし、直近の四半期決算や経営指針の開示に伴い、予期せぬ株価の急変動が相次いでいる。
株主や投資家が注視しているのは、単なるコスト削減策の提示ではない。不採算ラインの閉鎖と固定費の圧縮を図る一方で、新規事業の立ち上げがいかにスピード感をもって進行しているかという実体だ。長らく市場を失望させてきた過去の歴史を拭い去り、真のブレイクスルーを果たせるのか。株価の乱高下は、同社の再生への「半信半疑」の心理がダイレクトに反映された結果にほかならない。