彼女の個性を語る上で欠かせないのが、イギリス出身の父、サイモン・レイボーン氏の存在だ。空手家としての顔も持つサイモン氏は、厳格でありながらもユーモアと愛情に溢れた家庭環境を築き上げた。家庭内では日常的に英語と日本語が飛び交い、二つの異なる文化の美徳が自然と身につく環境であったという。
ハーフとしてのアイデンティティは、幼少期の彼女にとって時に戸惑いの種でもあった。しかし、父サイモン氏が教えた「自分自身の価値観を誇りに思うこと」という教えが、どんな逆境にも折れない精神的支柱となった。イギリスの文化的な気質である辛辣なユーモアと、日本のきめ細やかな配慮精神。その双方が彼女のパーソナリティに深く刻み込まれている。