こうした課題を受けて、国内の衛生用品産業では繰り返し洗濯して使用できる高機能布マスクや、耐久性と通気性を兼ね備えた新しい構造の製品開発が急速に進化している。しかし、一般的な使い捨て不織布マスクをやむを得ず一時的に再利用する場合には、自己流の消毒を行わないことが鉄則となる。
外出先で短時間取り外したマスクを安全に再装着する際、最も現実的な方法は「乾燥とローテーション管理」だ。使用後のマスクは直射日光を避けた風通しの良い清潔な場所で紙袋などに保管し、最低でも3〜4日間の乾燥期間を置く。水洗いやアルコール除菌を避け、フィルターの帯電状態を維持したまま休ませることで、湿気を抜いて菌の繁殖を防ぐのが専門家の明かす安全な手順である。