インターネット上の掲示板やSNSでは、総監督という役職に関して少なからず誤解が存在します。実態に基づき、主な盲点を是正します。
誤解1:総監督にはシングル選抜メンバーの決定権があるのか?
結論として、総監督にシングルの選抜メンバーを選ぶ人事権はありません。選抜メンバーや楽曲のセンターは、総合プロデューサーの秋元康氏およびレコード会社、運営上層部の協議によって決定されます。ただし、総監督は「最近の公演で誰が努力しているか」「アンダー(代役)で誰が貢献したか」といった現場の定性データを運営幹部に具申する権利を有しており、間接的な推薦力は持っています。
誤解2:秋元康氏による鶴の一声で選ばれているのか?
前述の通り、総監督の指名は「前任者による単独指名」が原則です。もちろん発表前に運営上層部への相談と合意形成は行われますが、秋元康氏が特定のメンバーを指名して押し付ける構造ではありません。これは「現場のリアルな温度感を知る者が後継者を決めるべき」という、AKB48独自の現場主義が守られている証左です。