虎ノ門ヒルズをはじめとするメガ開発が一段落した2026年の東京。街の景色は一変した。超高層タワーが空を覆う一方で、実はテナント企業のニーズには変化が生じている。巨大すぎるビルは、エレベーターの待ち時間やフロア移動の煩わしさ、そして何よりも高騰し続ける賃料がネックになり始めたのだ。
ここで注目されるのが、機動性に優れた中規模ビルだ。意思決定のスピードを重視する現代のビジネスにおいて、ワンフロアを自社だけで占有できる贅沢さや、ストリートレベルへのアクセスの良さは、巨大タワーにはない明確な強みとなる。