観賞用植物にとどまらず、食卓を彩るハーブやエディブルフラワー、ミニトマトなどをベランダや室内で育てる「マイクロファーム」の波も急速に広がっている。地球温暖化に伴う食料価格の変動や環境意識の高まりを受け、自分の手で食べるものを収穫する喜びが見直されているのだ。
採れたてのバジルでジェノベーゼソースを作り、摘みたてのフレッシュミントでティータイムを楽しむ。スーパーで買うものとは比較にならない芳醇な香りと味わいは、一度体験すると病みつきになる。完全無農薬で育てた安全な食材を数歩先のベランダから調達する暮らしは、究極の贅沢であり、持続可能な未来への身近な第一歩でもある。