ナショナル・リーグの歴史を語る上で欠かせないのが、幾多の名勝負を生み出してきた名門球団の存在です。ナショナルリーグの歴代優勝チーム(ナ・リーグ制覇=ペナント獲得球団)の記録を紐解くと、リーグを代表する強豪の栄枯盛衰が浮かび上がります。
最多優勝回数を誇るのはロサンゼルス・ドジャース(前身のブルックリン時代を含む)とサンフランシスコ・ジャイアンツ(前身のニューヨーク時代を含む)の西地区2大名門です。これに中地区の覇者セントルイス・カージナルス、東地区の盟主アトランタ・ブレーブスが続きます。
近年のナ・リーグ・チャンピオンシップシリーズ(NLCS)では、資金力と高度なデータ分析を融合させたドジャースの強さが際立っていますが、短期決戦のポストシーズンは何が起こるか分かりません。ワイルドカードから下克上でリーグ優勝を果たしたフィリーズやダイヤモンドバックスの例が示すように、秋のトーナメントはペナントレース以上の緊張感に包まれます。