Q1:犬の膀胱炎はオスとメスで症状や重症化リスクに違いはありますか?
A1:明確な違いがあります。メス犬は尿道が太く短いため、細菌が膀胱へ侵入しやすく「膀胱炎にかかりやすい」特徴があります。一方、オス犬は尿道が細く長いため感染リスク自体はメスより低いものの、結石や炎症産物が尿道に詰まる「尿道閉塞」を極めて起こしやすく、発症した際の重篤化リスクはオスの方が遥かに高くなります。
Q2:市販のクランベリーサプリメントは膀胱炎の治療に効果がありますか?
A2:予防や軽度の再発防止の補助としては一定の科学的知見(細菌の膀胱壁付着を阻害する作用)がありますが、すでに発症している活動性の細菌感染をサプリメント単独で治療することは不可能です。また、サプリメントの成分によっては尿のpHを変動させ、特定の結石形成を助長する恐れもあるため、必ず主治医に成分表を確認した上で使用してください。
Q3:病院へ行く前に採尿(尿を採取)しておくべきですか?
A3:可能であれば非常に有用です。底を平らにした清潔なプラスチック容器やおたまにラップを巻いたものを用いて、排尿の瞬間に中間尿を採取してください。採取から時間が経つと尿中の細菌増殖や結晶化が進み検査結果が狂うため、冷暗所に保管し数時間以内に持参するのが鉄則です。採尿が困難な場合は無理をせず、病院で直接カテーテル採尿や穿刺採尿を依頼してください。