由美かおるの卒業と同時に、視聴者に大きな衝撃を与えたのが原田龍二(助さん)と合田雅吏(格さん)のコンビ交代です。二人は2003年放送の第32部からコンビを組み、第41部までの約7年半にわたり計8シリーズを駆け抜けました。
原田龍二が演じた助さんは、歴代の助さん像が持つ「色気と軽妙さ」を巧みに引き継ぎつつ、現代的な爽やかさをプラスした独自の立ち位置を確立しました。一方、合田雅吏の格さんは、端正な顔立ちと長身を活かした重厚な立ち回りで、印籠を出す際の迫力において歴代屈指の評価を獲得しています。
この名コンビが第41部をもって降板となった背景には、番組全体の若返りと抜本的なリニューアルを図る局側の戦略がありました。次期シリーズである第42部からは、東幹久(助さん)と的場浩司(格さん)という個性派俳優へのバトンタッチが決定しており、第41部は原田・合田体制の集大成として位置づけられたのです。
クランクアップ時のインタビューにおいて、両名は「里見御大の背中を追い続けた濃密な7年半だった」と振り返り、涙ながらにスタッフと共演者への感謝を口にしました。歴代の助格コンビの中でも、安定感とコンビネーションの良さにおいてファンから極めて高い支持を集めたペアでした。