もちろん、すべてが暗い話ばかりではない。ミスコンに参加したことで、自信をつけたという声も少なくない。ある参加者は、「最初は怖かったけど、応援してくれる人がたくさんいて、自分に自信が持てるようになった」と語る。また、別の参加者は、「『ブス』って言われたけど、それでも自分を好きでいようと思えた。それが一番の収穫だった」と振り返る。
これらの声が示すのは、ミスコンそのものに善悪があるわけではなく、それを取り巻く環境や、参加者自身の心の持ちようが重要だということだ。SNSでの誹謗中傷は確かに深刻だが、それを乗り越える力を育むこともまた、10代の成長にとって貴重な経験となり得る。ただし、それはあくまで「乗り越えられた場合」の話であり、すべての参加者が同じように強くなれるわけではないことを忘れてはならない。