2026年シーズンの代表登録メンバーを、ポジション別に見ていく。公式発表された登録選手20名のうち、パリ五輪経験者は11名。残りの9名は新規選出または再選出組だ。
注目はアウトサイドヒッターの層。絶対的エースの石川祐希と髙橋藍に加え、2026年シーズンに国内Vリーグで得点王となった22歳の大学出身選手が初選出された。ミドルブロッカーでは、パリ五輪でスタメンを張った小野寺太志や山内晶大に加え、203cmの若手が台頭。指導陣は「ブロック力の再構築」をテーマに掲げており、高さとスピードを両立するチーム作りが進んでいる。
セッターは関田誠大が正セッターの座を維持。控えには2026-2026シーズンにイタリア・セリエAで経験を積んだ24歳が名を連ね、実戦レベルでの底上げが図られている。リベロも山本智大と小川智大の併用が続く。
このメンバー構成を、実力・経験値・将来性の3軸で比較したのが以下の表だ。
この表から見えるのは、「パリ五輪の遺産を守りながら、2028年への投資を始めた」というチームの現実的な姿だ。世界的にも、五輪後2年目は世代交代の揺らぎが起きやすい時期だが、龍神ニッポンは主力の引き留めに成功している点が大きい。