プロ野球のスカウト陣からも、過度な大差試合の継続に対する懸念の声が上がる。未来ある有望選手が、すでに決着のついた試合の終盤で無理なスライディングをして負傷したり、熱中症によって脱水症状を起こし、その後の野球人生に悪影響を及ぼす事態を警戒しているためだ。
スポーツ医学の第一線で活躍するドクターは、「極度の疲労下では集中力が低下し、デッドボールの回避遅れや野手同士の接触事故など、重大なケガが発生する確率が跳ね上がる」と警告する。単なる暑さ対策にとどまらず、選手の将来を守るセーフティネットとして、点差コールドの必要性を訴える声は日増しに強まっている。