芳本の人生を語る上で、かつての結婚生活を避けて通ることはできない。俳優の金山一彦との結婚、あるいは長女の誕生。一時はおしどり夫婦とも呼ばれたが、すれ違いの末に2013年に離婚を選択した。シングルマザーとして娘を育てる決意をした彼女の肩にかかっていた重圧は、想像に難くない。
しかし、その痛みを経験したからこそ、次のステップで見えてきたものがある。完璧な家庭を追い求めるのではなく、お互いの欠点を補い合える関係。再婚に対して慎重になっていた彼女の心を溶かしたのは、他でもない現在の夫の、飾らない誠実さだった。