事件の一報を受け、集英社は極めて迅速かつ厳しい対応を取りました。当時『週刊少年ジャンプ』で屈指の人気を誇っていた『世紀末リーダー伝たけし!』は即座に連載打ち切りが決定し、同誌の2002年37・38合併号をもって唐突な幕引きを迎えることになります。
それにとどまらず、既刊コミックス全巻の出荷停止および店頭からの回収、絶版措置が取られ、メディアミックス展開も全面的に凍結されました。看板作品の一つが忽然と姿を消す事態は、当時のジャンプ読者や業界関係者に極めて大きな衝撃を与えました。
当時、物語はシリアスな長編シリーズの佳境に入っていたこともあり、未完のまま中断されたことに対するファンの悲鳴とともに、作家本人の犯した過ちに対する失望の声が錯綜する異例の事態へと発展したのです。