看板番組の刷新は、単一の番組改編にとどまらない。親会社であるTBSホールディングス全体の長期経営計画と密接にリンクしている。少子高齢化が急速に進むなか、地上波のリアルタイム視聴だけに依存するビジネスモデルは限界を迎えていた。
報道・情報番組全体のブランド力を底上げし、知的で信頼性の高いジャーナリズムコンテンツとして再定義すること。膳場の起用はその象徴的な一手だった。広告主が最も重視する購買力のあるファミリー層やビジネス層へのリーチを再獲得し、グループ全体のメディア価値を再生する試みが着実に進められている。