病院受診における長年の課題であった「長い待ち時間」にも、テクノロジーによる革新が起きている。府中市内の主要な病院では、スマートフォンアプリを活用した事前問診システムやオンライン決済の導入が標準化した。
来院前にAIを活用した問診に回答しておくことで、受付での手続きが数分で完了する。診察順が近づくとスマホに通知が届くため、混雑した待合室で長時間待機する必要がなくなった。受診した市内在住の40代男性は「仕事の合間にアプリで順番を確認し、最小限の滞在時間で受診できた。以前のような混雑ストレスがない」と話す。こうしたデジタル化は、医療従事者の事務負担軽減にも大きく寄与している。