華やかなスポットライトを浴びる以前、本名である大西賢示として生きていた時代には、計り知れない苦悩と模索があった。幼少期から抱いていた「自分らしく生きたい」という強い願い。昭和から平成へと移り変わる時代の中で、自分自身のアイデンティティを確立するために払った努力は並大抵のものではなかった。
ショーパブやローカルのステージで腕を磨いていた下積み期。楽屋で見せていた誠実な素顔や、周囲への細やかな気配りは、当時を知るスタッフの間でも語り草だ。泥臭い努力と舞台への執念があったからこそ、後の大花開へと繋がっていく。