民放キー局のアナウンサーと異なり、私生活が過剰に公表されることが少ないNHKの女性アナウンサーですが、それだけに結婚や出産、あるいは突然の番組降板や退職には視聴者から大きな関心が集まります。
最大の関心事となっているのが、絶対的エースと称された和久田麻由子アナの現在の状況です。和久田アナは2019年に一般男性(大手商社勤務)と結婚し、第1子・第2子の出産を経て現在は育児を中心とした生活を送りつつ、体調と家庭環境に配慮しながら単発の特別番組やナレーション業務を中心に活動しています。一部で囁かれた「フリー転身のための退職説」については、局内での厚い待遇や柔軟な勤務形態の整備もあり、現時点で退職の可能性は極めて低く、本格的な帯番組への復帰時期を慎重に見定めている段階です。
また、近年相次ぐNHKアナウンサーの退職理由についても、かつてのような「民放でのタレント化」とは異なる傾向が見られます。有働由美子アナや近江友里恵さんのように、ジャーナリストとしての自立や異業種(まちづくり・一般企業)への挑戦、あるいは大学院進学など、自己実現やワークライフバランスを重視した前向きなキャリア選択が主流となっています。NHK特有の全国転勤制度とライフイベントの両立に悩んだ末の選択という側面もあり、局側も女性職員が長く働き続けられる制度改革を急速に推し進めています。