神戸物産が扱う商品の中で、特に議論を呼びやすいのが中国産をはじめとする輸入食品だ。過去に国内で発生した数々の食の安全トラブルの記憶から、原産国表示に対する消費者の目は今なお厳しい。ネット上のコミュニティでは、特定の原産国を理由に品質を疑問視する投稿が散見される。
現場の検査体制は厳格だ。厚生労働省が定める輸入食品等の自主検査ガイドラインに基づき、残留農薬検査や微生物検査を実施。自社の検査センターにおいて、多段階のチェックを通過した製品のみが店頭へと供給されている。根拠のないイメージと実際の管理態勢とのギャップが、不必要な不安を増幅させている側面は拭えない。