人材サービス業界で長年求職者を支援してきたキャリアカウンセラーたちのもとには、色に例える質問で不採用となってしまった事例が多く寄せられる。最も多いNGパターンは「色を選んだ理由に具体性がない」ケースだ。「赤が好きだから」「青はかっこいいイメージがあるから」といった個人的な嗜好に終始してしまうと、ビジネス上の適性を見極めたい企業の採用担当者を失望させることになる。
もう一つの落とし穴は、アピールしたい強みと選んだ色の社会的イメージが乖離している場合だ。「私の強みは協調性です。だから情熱の赤です」と言われると、面接官の頭には違和感が残る。突破口は極めてシンプルだ。色選びから考えるのではなく、まず自己分析によって自らのコアとなる強みを抽出し、性に最も合致するカラーを逆算して割り当てることである。