小泉進次郎氏が「嫌い」と言われる根本的な背景には、「期待値の高さと実際の政策能力とのギャップ」が存在します。初当選以来、メディアの寵児として持ち上げられ、自民党の刷新感を一身に背負ってきました。しかし、いざ国政の中枢で具体的な判断を迫られる立場になると、その発言内容や政策推進の手法に疑問符がつく場面が目立ち始めました。
特にネット上での批判を加速させたのは、質問の核心を巧みにかわすような独特の答弁スタイルです。国民が求めている明確な回答や論理的な根拠が示されず、情緒的で抽象的なフレーズに終始する姿勢が、「国民を馬鹿にしているのではないか」「中身がないのを隠しているだけだ」という不信感へと直結しました。
さらに、かつての父・小泉純一郎元首相が見せたような「強烈なリーダーシップ」や「信念に基づいた突破力」を期待していた層からも、既得権益や党内力学に配慮した無難な立ち回りが「小粒な世襲議員に過ぎない」と失望を招く結果となりました。爽やかで清潔感のあるイメージが強かった分、メッキが剥がれたと感じた有権者の反発は極めて強烈なものとなっています。