ケリーの人生を大きく狂わせたのは、1986年に発生した激しいオートバイ事故だった。命を取り留めたものの、彼は右足の足首下を切断するという絶望的な現実に直面する。レスラーとしての生命を絶たれたかに思われたが、彼は驚くべき執念を見せる。
右足に義足を装着し、その事実をファンや多くの関係者に一切隠したままリングへ復帰したのだ。WWEでの活躍期、彼は激痛と闘いながら、義足を感じさせない驚異的なハイフライング・スタイルを維持し続けた。しかし、秘密を守り抜くストレスと痛みを和らげるための薬物依存は、彼の身心をじわじわと蝕み、最終的には逃れられない悲劇へと拍車をかけていくことになった。