本作の熱狂的な成功を語る上で外せないのが、原作漫画 若杉公徳の生み出した強烈な設定と、園子温 監督による徹底したロケーションの妙です。
豊橋市という街がもたらした「奇跡の土着感」
みんなエスパーだよ ロケ地 豊橋の存在感は、本作のもう一つの主役と言っても過言ではありません。園子温監督自身の出身地である愛知県豊橋市を中心に東三河地域で大規模なオールロケが敢行されました。
市街地を走る路面電車(豊橋鉄道東田本線)や、レトロな純喫茶「シーボニア」、どこか懐かしい商店街や広大な太平洋を望む海岸線など、地方都市特有の風景が、荒唐無稽なエスパーバトルに不思議な説得力とノスタルジーを与えました。ロケ地となった店舗やスポットには、放送から10年以上が経過した現在も多くのファンが「聖地巡礼」に訪れています。